思いが廻る廻る七五三

今日は姪っ子(あーちゃん)と甥っ子(そーちゃん)の七五三。

 

あーちゃんはママ(私の妹)が七五三の時に来た振袖を着て、ママは私たちのお母さんが来た着物を着て・・・

 

そんな二人を見ていたら受け継いでいくって幸せだなと心から思った。

母の大事にしたものや思いを妹が大事にして、妹の大事にしたものや思いをあーちゃんが大事にする。

役割とか使命とかそんなんじゃなくて、ただ幸せなこと。

 

形式にとらわれて人の気持ちを無視しているとしたら、伝統行事とか形式なんて無意味と思っていた。

形式よりも大事なものは確かにあると思うが、けれど、形式を守ることで繋ぐ思いもあるのだと知った。

形式がなくても七五三をお祝いする気持ちは変わらないけれど、着物を着た二人の姿を見ていろいろな思いが廻り、伝わり、そして受け取った気がした。

 

 

優しく優しく優しいあーちゃんとそーちゃん。

自分があのくらいの年のとき、あんなに人に優しくできたかな?

あんなに人の気持ちを考えてあげられていたのかな?

怯えてとか顔色をうかがうんじゃなくて、心からそういう子たち。

いろんなことに興味深々で何にでも向かっていくけど、何にだって愛情を持って向かっているのがわかるよ。

これからもまっすぐ元気に幸せいっっっっっぱいに大きくなってね。

 

 

今日は外での記念撮影にひと苦労するくらいの、光の眩しい雲ひとつない秋晴れ。

 

また、いつかあーちゃんが今日ママが着たあの着物を着るのかな?

その日も今日と同じこんな晴れの日で、にぎやかに子どもたちが庭をかけ回るかな・・・

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