今年のお正月は私がおせち料理を作った。
両親が一番下の妹に誘われてイタリア旅行♪に行っていたから。
子供のころからおせち料理は母が手作りしていました。
大みそかは朝から一日中キッチンに立っておせち作り・・・
夕方いったん年越しそばの準備をして、食べ終わったらまたおせちの準備・・・
紅白歌合戦も終盤ってころにやっとみんなと一緒にこたつに入ってひと休み。
元旦はまた朝早くからおせちと御雑煮の準備・・・
大人になってからは私もお手伝いをして数品作ることもあったけれど、年越しから年明けのお祝いの料理を一人で作るのははじめての体験。
なんとか作り上げたのが画像の品々、と言いたいところだけれど、実は煮物、栗きんとん、黒豆、松前漬、たこはおばあちゃんから。
それを一緒にお重やお皿に盛りつけて、なんとか完成したのでした。
おじいちゃんおばあちゃん夫私の4人分を作るのも目の回るような忙しさだったのに(←しかもおばあちゃんの手を借りてる)、母は一人で家族8人分を作っていたこともあった。
さらには3が日にはたくさんの人が集まってお祝いをするから、その料理も準備していた母。
すっごいな・・・と改めて思うと同時に、私たちは母の手作りおせちのおかげで、本当に楽しくおいしくにぎやかなお正月を迎えられていたのだなあとつくづく思い、感謝感謝のお正月でした。
ちなみにある年の母の手作りおせちがこちら。
母のおせちは料理ももちろんだけれど、庭の松や金柑、南天を摘んできて彩りを添える盛り付けがすごい素敵!
見た目も鮮やかだし、松や南天などお祝いの席にぴったりの飾り付け!!
おせちには昔ながらの伝統の一品はもちろん、アレンジを加えたものやみんなが好きな食材を使った母特製の一品も。
この年は私は夫の実家でお正月を迎えていて、このおせちは食べられませんでした・・・
ここはどこの料亭ですか?って思わず聴きそう!
母のおせちにはまだまだま~だかないませんが、来年も作ろうと計画中。
今年はれんこん料理は「れんこんと海老のしんじょう」にしたのだけれど、来年のおせちはあと数種類れんこん料理を入れようと思っているところです。
「れんこんと海老のしんじょう」は思いつきで作ってみたのですが、好評でおいしかったです♪
ただ、あんかけをしょうゆベースにしたので見た目がいまいち・・・
今年は彩りよく美しくなるように少しアレンジしてみようと思います!
このれんこん達をぜいたくに使って↓
飯村農園のおめでたい「芽つき蓮根」です。
ご贈答用には通常取ってしまう、節のところから出た芽を付けたままにしております。
れんこんは穴があいているところから「先が見通せる」「見通しがきく」とされおめでたいとされていますが、私は、れんこん1本にたくさんの芽を付けるところもすごくおめでたいなと感じます!
それに、この小さな芽を大事に抱えるようにちょっと背中を丸めている姿が、とても優しく強く愛おしい。