からっぽの畑にありがとう

4月花をつけて実になって、それからはずっと神経張りっ放しの半年。

果樹園には4月以来ずっとたくさんの梨やぶどうの実がなっていたけれど、もうぶどうがあと少しあるだけ。

風が吹いて落とされたり、雹が降って傷ついたり、虫たちが大発生したら・・・

と、常に天気予報や病害虫発生情報にアンテナ張って、畑の様子や小さい変化も見逃さないように気を張ってきたけれど、やっと解放される。

だけれど、やっと終わってホッとしているのに、もう、実がなっていない畑を見ると、なんでかさみしい。

一年かけてお世話した樹が蕾をつけて、花を咲かせ、小さな実となり、それがやっと大きく甘くなった。

その毎日がとても大事な毎日で、花の時期に雪が降ったりものすごい低温の日があったりしても、雹が降っても、実になった後に大きな風が吹いても、病気や害虫を見逃していても、最後までなっていることができなかったかもしれないたくさんの実たち。

本当は雹も降ったし、台風にも直撃されたけど、生き残った、本当に頑張った梨やぶどうたちです。

畑に、樹にありがとうって気持ちでいっぱいになります。

あと、6月の台風の後には一部でぼろぼろになってしまったけれど、樹や畑、実を守ってくれた果樹棚と防災網にも!

農業は自然しだいというけれど、さすがにどうにもならないこともあるけれど、やれることをきちんとやっておけば防げることや減らせる災害もある。

だから、それをいつも行動で教えてくれる父母にも・・・

感謝。の秋。

 

 

 

 

 

 

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