ここはれんこんが育つのにぴったりの場所。 霞ケ浦に臨み、豊富な水と肥沃な土壌と温暖な気候がそろっている 、 日本一のれんこん産地。
れんこん田の一年
霞ケ浦湖畔一帯では普通栽培のほかハウスやトンネル、二年掘りなどの栽培方法で、ほぼ一年を通してれんこんの栽培がおこなわれています 。 れんこんは春に種用に栽培していた田んぼから種となるれんこん(種はすと呼んでいます)を掘りとり、栽培する田んぼに植えます。 れんこんは熱帯性の植物で、ちょうど暑く感じるようになる7月からの生育がとても旺盛です。 初めは種はすを植えたところにだけにぽつぽつと出ていた葉も、この頃になると田んぼ一面に茂り、土色だった景色は一気に緑色に染まります。 茎は人の背丈よりも高く伸び、その一本一本に広げた葉は子供が十分雨宿りできるほど。 そして白やピンクの花を次々と咲かせます 。 一面大きな緑の葉で埋め尽くされる夏の風景は見事です。 この大きな葉が夏の日差しをたっぷり浴びて、地中ではれんこんがすくすくと育ちます。 ここ霞ヶ浦湖畔一帯は日本一のれんこんの産地。 それは十分な日差しと温度、豊富な水、肥沃な土壌が揃っているおかげ。 この恵まれた環境に今日も感謝し、大地の恵みをここから全国に届けます。
れんこん田で働く人ーれんこん農家ー
飯村農園の目の前から数百メートル離れた霞ヶ浦までの一帯は、見渡す限りのれんこん田。 そのれんこん田にはいつもどこかに誰かの軽トラックが停まっている。 おいしいれんこんに育ってほしくて、 れんこん農家のみ~んな、暑くても寒くても毎日れんこん田に通ってるんだ・・・ この光景は私が子供のころから全然変わらない。 ここ霞ヶ浦湖畔一帯はれんこんが育つための環境に恵まれている。 けれども、それだけで日本一のれんこんの産地になったわけではないと思う。 日本一のもう一つの条件、おいしいれんこんを作るために毎日田んぼに通う農家の思い、それがあるから。 何十年も田んぼに通い、田んぼを見つめ、田んぼと向き合って、そうやって培った技術と知識と知恵。 それがあるから・・・と思う。 農園から見える景色は一面のれんこん田。 れんこん農家の愛情が作り上げた日本一の景色。 飯村農園のれんこんはそんな場所で愛情たっぷりに育ちました。 れんこんの穴からは未来が見える。 十分な環境と農家の愛情の揃ったここで育ったれんこんから見える未来はきっときらきらしている。 飯村農園では9月から翌3月までれんこんを収穫します。
縁起物のれんこん
れんこんの穴はあいているその形から、「見通しがきく」「先が見通せる」として縁起が良いとされ、贈り物やお祝いの席に大変喜ばれております。 冬(11月から2月)は一年のうちでもれんこんが一番おいしい旬の時期。 一年の暮れにお世話になった方への感謝の気持ちを込めて贈るお歳暮や、一年のはじまりを祝うおせち料理や祝い膳にご利用ください。 また、れんこんは縁起ものですので、それ以外の慶事にもぜひお遣いください。 飯村農園では9月から翌3月までの収穫となりますが、ハウスや二年掘り栽培を行っている農家もありますので、「贈り物やお遣い物にれんこんを・・・」と思われた際にはぜひJA土浦の直売所をのぞいてみてくださいね! ※HPからのれんこん直売、お取り寄せの受け付けはしておりません。申し訳ございません。※
おめでたい芽付き蓮根
調理のポイント
○皮をむいて切った蓮根はすぐに水や酢水に5~10分つけてあく抜きをすると、白くきれいな色に仕上がります。 ※ホクホクに仕上げたい場合には酢水ではなく水につけます。 ○きんぴらなどシャキシャキに仕上げたいときは、蓋をしないで調理します。 ○鉄鍋で調理すると変色するので、使わないようにしましょう。
れんこんの保存方法
○両端ともに節が付いているものは水に湿らせた新聞紙に包んでからポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。冬は10日~2週間くらい保存できます。 ○節をカットしたものは、空気に触れないようにラップで包み冷蔵庫で保存し、なるべく早く使いきりましょう。 ○冷凍する場合には皮をむきあく抜きをし、茹でてから保存しましょう。
れんこんの栄養素と効能
○れんこんの栄養素○ ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄、銅、ビタミンB12 、食物繊維、タンニン(ポリフェノールの一種)など ○れんこんの効能○ 疲労回復・風邪予防・ガン予防・老化防止・動脈硬化・高血圧・胃もたれ・胸やけ・便秘解消・花粉症の改善など